おつとめごくろうさまでした

 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのレネゲイズを入手した。中古で1650円也。中古にしては安くないほうだが、中身は大当たりだ。レイジ大好きだが、カヴァーアルバムってことで敬遠してた。ところがカヴァーと言えどもレイジらしさ全快でアレンジされている。ザック・デ・ラ・ロッチャの歯切れの良いラップは世界屈指だし、トム・モレロのトリッキーなギターも最高に気持ちが良い。今すぐオーディオ・スレイヴを解散してレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを再結成すべきだ。
 欧州CLもいつの間にか準決勝まで終わってしまった。バルセロナACミランでは、シェフチェンコにとっては気の毒な結果になった。ロナウジーニョが魔法を使いだしたらもう誰にも止められない。ロナウジーニョは、ペレやマラドーナと並び称されるぐらいのプレイヤーだと思う。アーセナルビジャレアルの試合は、圧倒的な運動量を誇るアーセナルが、ビジャレアルに落ち着いてボールすらまわさせなかったようだ。ビジャレアルリケルメ(アルゼンチン代表)は、俺はドイツW杯の主役の一人と目している。PKをはずしてしまってさぞ悔しがっていることと思うが、そのキモチをエネルギーに換えてドイツで暴れてほしいと思った。ちなみにリケルメのPKを防いだのは、カーンからドイツ代表正GKの座を奪ったレーマンだった。レーマンの株がまた上がってしまう。
 堀江貴文さんが保釈されてマスコミは大騒ぎである。首がないってところが唯一の社長らしい点だったが、8キロ減量したことでそれまで埋もれていた首が姿を現した。拘置所を出てから車に乗り込むまでの立ち居振る舞いを見ていると、あの人やっぱりテレビが好きなんだなあと思う。一度スポットライトを浴びてしまった者は、その魔力からなかなか逃れられないんだ。堀江さんもきっとそうなんだ。
 …1975年型の真っ黒いポンティアック。走り続ける。エンジン、火を噴くまで