神はサイコロを振っ…たのか!?

 数年前の流行語を借りれば"リベンジ"の4文字が相応しい。「脳を鍛える大人のDSトレーニング」で、コンセントレーションを究極まで高めて脳年齢を測定した。1週間前に51歳だった脳年齢は、33歳(初回と同じ)まで若返った。つまらないミスを失くせば20代もそう遠くはない。手ごたえを感じた。
 中身が真っ黒の人間ばかりを相手に仕事をして嫌になっていたので、犬とか猫と戯れてきた。猫のアゴをゴロゴロ撫でていたらくしゃみが頻発した。ひょっとして猫アレルギーか? フレンチブルドッグと相撲をとったり、シェルティ2匹と異種格闘技戦を2ラウンドぐらいこなしているうちに、だいぶ心が健全になった気がした。猫コーナーのスタッフはものすごい猫バカというかバカ猫である。給餌のときに指をかじられて、なお喜んでしまう。重症だ。
 位置的に"国境線上の蟻"という立場の俺に、異動の打診があった。とりあえず海外へ飛ばされることはなかったが、流れの緩やかな川から急流に身を移すことになりそうだ。「未来は知らん顔さ。自分で創っていく」。
 …咲き乱れた花の命も、僅かな時を彩るため。やれ落ちる陽もまた美しい色、「生きてる」