働く男

tetsuo_hara2006-01-10

 年末年始と年度末年度初めの仕事はまるで拷問のようだ。東京ドーム約8個分の広さの牧場に連れて行かれ、「そのへんにさ、クローバーいっぱい生えてんじゃん。四つ葉のやつ見つけたらさ、葉っぱ一枚だけちぎって三つ葉にしてくれる? わかった? 四つ葉の見つけたら全部三つ葉にするんだよ」と、意地悪な牧場主から腑に落ちない作業を命じられた気分だ。この時期は毎年こんなことをやっている。人生はレコードのようなもんだ、ぐるぐるぐるぐる回ってまた同じことの繰り返しだから。
 連休中に不規則な生活を送っていたせいで、肌が荒れてきた。仕事が通常営業に戻ってしまえば朝昼晩と規則的に食事を摂るし、だいたい決まった時間に睡眠をとるから美容と健康には良い。俺は働いていたほうが健康なのかもしれない。
 仕事は嫌々こなすが、昨日のスロット大勝の余韻で機嫌は良い。sammyではおなじみのダチョウの画像もアップしてみた。
 昨夜、BSデジタルで小林克也さんのベストヒットUSAが放送されていた。デフ・レパードのバラードソングが流れた。事故で片腕を失ったリックでも叩けるように、と考案されたドラムセットは「水面から飛び立つ白鳥のようだ」と形容されており、そこに強い関心を持って視聴したが、ドラムセットなんてろくすっぽ映っていなかった。
 …秋の放つ香りは恒に、ふと頭にキミを映し出すような麻薬。差し込む木漏れ日がボクを刺しても、少しも痛みなど感じないように、、、ああ知らず知らずにボクは取り憑かれてる