部屋とYシャツとワキガ

 先日、東京へ行った際に秋葉原の駅で電車を乗り継いだが、秋葉カンペーさんみたいな絵に描いたようなヲタクは見つけられなかった。何事も社会勉強だからメイドカフェにでも入ってみれば良かったか。メイドの扮装をした店員に「お帰りなたいませ、ご主人たま」とか言われるはずだから、そしたら心の中では「萌え〜」って思ってても「ここはわしの家じゃねえよ、ヴォケ!!」って言ってやるんだ。メイドの困惑顔に萌え〜。半べそに萌え〜。
 某国の皇室のあのお方がとうとう結婚された。あのお方のお顔は何か物足りないんだ。目と鼻と口がついているから辛うじて「これは顔なのだろう」と認識できる程度である。世の中にはそれぞれのパーツの自己主張が強すぎて気持ちが悪い梨花のような女性もいる。2人の顔をたして2で割ればちょうど良くなるんじゃないかしら。とかなんとか、いつの時代でも本当の事を言ったら殺されてしまうよ。ヨハネでもキリストでも。そうしてヨハネなんかには復活さえなかったのだから。ハクション!! 来たインスピレーション。私のハートはストップモーション。この瞬間ノンフィクション。テキーラテキーラのイニシエーション。アゲイン、アゲインとアジテーション。弱気な自分にオブジェクション。たたみかケーション、攻撃オプション。弱気な自分にオブジェクション。ショットガン、愛フォーメーション。サビオラに変えて今ラーション。ノリじゃ止まらぬジェネレーション。ゴリ押しダメ押しプロモーション。夜のイリュージョン、センセーション。コングラッチュレーション、ラブセッション。
 トルティーヤチップスにサルサソースをつけて食べるお菓子を部屋で開けた。サルサソースは大好きだが、この香りってワキガと紙一重だよなあ、といつも思う。おかげで俺の部屋はワキガ臭でたいへんなことになった。パッケージの"原材料"の欄に「メキシコ人のわきの下の汗」って書いてあるんじゃないかと疑ってしまった。昔の人は「地震、雷、火事、ワキガ」とうまいことを言ったもんだ。「明日俺の部屋に客が来ても俺の臭いじゃないって言ってね」とあい子さん(母)に言っとくべきか。
 皇室とメキシコ人に侮辱罪で訴えられかねないよ>俺
 …すでに盛大に幕が引かれたとして、やさしくはないんだ。難しくもないが、いつもはどうやってこなしてたんだっけ。それが魔法というものなら、どこまで信じれるだろう。君の事を思うのなら、それだけが世界を動かしてんなら、僕は今のままでいい。それを魔法と呼ぶのなら