サッカー界のモーツァルト

　サッカーＷ杯の欧州予選のダイジェストを見ていたら、ものすごい選手を見つけた。チェコの司令塔・ロシツキー。想像性に優れたパスセンスもさることながら、ドリブルの技術もとんでもない。一発で好きになった。Ｗ杯予選は現在グループ３位と苦しんでいるが、是非本大会に進んで欲しい。ショートパスを連鎖させてゴールを狙うチェコのサッカーはなかなか面白い。
　日本代表対ラトビア代表、角澤アナならばまだ生島ヒロシに実況させたほうがマシなんじゃないかと思ってしまう。中田英寿選手は好きだが、ペルージャ〜ローマ時代から比べるとシュートの精度は半分以下だと思った。空に打つのが好きなんだな、きっと。空は気持ちいからな。中村俊輔はやっぱり全力疾走しなかったが、プレイはとてもしっかりしていてひらめきみたいなものも冴えていた。ドコモダケみたいなヘアスタイルをしているから、ちょっと動いただけでも髪がブワッてなって一生懸命やってるように見える。そうか、あのヘアスタイルはそういう魂胆か。後半途中まで０−２のスコアで戦えたのは、松井選手が中盤のバランスを保ってチームプレーに徹してくれたおかげだ。松井選手は良かった。次の相手、ウクライナはすでにＷ杯出場も決めている強国。難しい試合になるでしょうな。招集されるか不明だが、なにしろミランのシェフチェンコがいるから。世界のシェフチェンコが。ゼロに抑えられたらたいしたものだ。
　今日はお祭だった。村のお祭は威勢が良い。Ｆ１鈴鹿GPはちょっと残念だった。来季、鈴木亜久里さんのチームが参戦するっていう噂。
　…瓶詰めのため息が海に流されたよ。昨日が自動的に今日につながったよ。呼吸が歌だ。呼吸がリズムだ