反省&ライジング

 NANA観た。ブラストを脱退したレンがトラネスへ加入して大成功を収めるという話は、メタリカを解雇されたデイヴ・ムステインが、メガデスを結成してメタリカに迫る成功を収めるという話に少し似ている。もっとも、脱退→加入とか言った話は海外では別に珍しくもないのだが。モトリー・クルーのヴィンス・ニールや、スレイヤーのデイヴ・ロンバードのように一度脱退したものの結局元のさやに納まるという例も多々ある。映画の内容は、さくさくとストーリーが小気味良く展開して飽きることがない。重要な役どころの松田龍平中島美嘉の演技がお粗末なのにはガッカリだ。俺が監督だったならナナの役は中島美嘉じゃなくて土屋アンナにやらせてたね。この頃の土屋アンナは、女優業やモデル業での活躍が目ざましく、それが本業と勘違いされそうが、あくまで本業は歌手なのだ。まあキャスティングに関しては賛否両論あるでしょうけど、宮崎あおいの常軌を逸するかわいらしさですべてチャラってことでお願いします。
 ダラダラと過ごす休日の昼間が好きだ。それは一切のストレスと無縁の時間であり、余命が5年ぐらい延びそうだ。
 俺の不注意により、紫のモンスターことシエンタ(愛称:ムッソリーニ)に足枷がはめられてしまった。あの連中が間違って出したパスが奇跡的なゴールにつながってしまった。覆面レスラーは嫌いではないが覆面パトカーは嫌いだ。その行為は世の中のためになりますか? もっっとも何が本当に世の中のためになるのか、的確にきびきびと即答できるほど俺は単純ではないのだが。
 …羽があれば、彼女はとうに追いかけていただろう。星になれた。キレイな、今日は見当たらないような。だけど今も、そばで羽を磨いているような