秘密の暗号”やしきたかじん”

 初めの頃は「とんでもない、もらえるだけありがたいです。あざーす!!」って謙虚にもらっていた給料やボーナスも、だんだんと人の芝生が青く見えてきて素直に喜べなくなる。俺の場合は主観的に観ても客観的に観ても明らかに他人の芝生のほうが青いのだ。だから単なるスネ夫ではないってことを申し添えるかっつーの、かっつーの、かっつーの、かっつーの。
 ほとんど回る寿司屋専門の俺だが、職人と客との関係はいわゆる医者と患者の関係に似ている。つまりお互いの信頼が大切ってこと。こちらが安心して身を任せて「なにかおすすめは…」などと聞くと、お品書きには載っていないものを握ってくれる。職人さんが本気を出すからこちらも本気で味わう。ネタとシャリに加えて"自信"と"サービス精神"も一緒に握るから、味のほうは倍の倍の倍である。
 自称"白河のメグ・ライアン"から「あるケータイショップに優香に爆似のお姉さんがいる」という情報をいただいた。解約すると寂しい顔をするらしいので、契約して10分ぐらいしたらすぐ解約して、お姉さんの寂し顔を見てみたいと思った。
 セキレイが、巣の材料を探しながら職場の周りをウロウロしている。野鳥はさすらいの旅に出るが、戻るのか、戻らないのか。行ってしまった先は解らないが、ただもう一本だけ吸わせてくれよ。
 …スーパーマンは本当の意味で人を救った。こんなこと言うオレはまだ偽善ちゃんなんだ