穴を掘りつづけている

 カラオケの歌本で"恋の〜"というあたりを検索すると、奥村チヨさんの「恋の奴隷」やファンク・ザ・ピーナッツの「恋の罠しかけましょ」や安全地帯の「恋の予感」などに紛れて、童謡の「こいのぼり」が突然現れる。と、ユリオカ超特Qさんがネタにしていた。社会人になってからもこいのぼりを見かけるとワクワクする。これは、ゴールデンウィークが近づいていることを知らせてくれるからであろうか。今年のゴールデンウィークも残りわずかとなってしまった。ちなみに"恋の〜"というタイトルの曲が最も多いアーティストは、ローリー寺西がかつて率いていたグラムロックバンドのすかんち(決して逆から読まないこと)だと思う。ごっつえぇ感じの主題歌にもなった「恋のマジックポーション」も良いが、俺的には「恋のミリオンダラーマン」が最も好きだ。ローリー寺西のことはNHK教育テレビで良くみかける。ついでに言っておくが、ファンク・ザ・ピーナッツの太ってる方に恋の罠なんて仕掛けられたらたまったものではない。朝青龍の付き人からやり直せ。
 この連休はパチンコ屋では本当にひどい目に遭いっぱなしだ。俺のおかげでもう1店舗建ってしまうんじゃないだろうか。冷静に自分のおこないを振り返ると、何の穴だかもわからない穴をずっとずっと掘りつづけている気分だ。しかし近くで打っていたおじいちゃん、厚めのリーチをはずしたときのリアクションは最高だったなぁ。ダチョウ倶楽部の上島さんばりのリアクションを見た。
 羊と牛を撫でてきた。牛は草ばかり喰っていたが、あの図体では草だけじゃいくら喰っても腹いっぱいにならないんじゃないかと心配になった。でもひたすら草ばかりをガン喰いしていた。草食動物の特徴なのかもしれないが、牛はとっても目が優しい。牛は好きだ、おいしいから。
 DVD「スクール・オブ・ロック」を見た。主演のジャック・ブラックが最高。レッド・ツェッペリンとかブラック・サバスとかAC/DCは、ロックの古典でありながらまだまだ新しい。エミネムとかデスティニーズ・チャイルドばっかり聴いていないでロックを聴きなさい、熱くて楽しいから。って言うメッセージだと思う。
 …そこへ辿り着いたとき、木漏れ日は地面を照らしていた。手を差し出したとき、木漏れ日は地面を照らしていた