伐採

 花粉アレルギーのクスリのせいで眠いはずだが、今日はそれを感じないぐらいの多忙さだった。忙しさを自覚したのは久しぶりだ。笑顔で用件は承るものの、裏ではゴミ箱を蹴飛ばしたくなるほど腹を立てたりして。「忙」という字は「心」を「亡くす」と書くが、心まではなくしたくないのでせめて笑顔で接しようと朝決めたんだ。
 バーレーン戦、きれいな勝ち方ではないがガッチリ守ってカウンター狙いのサッカーが正しくはないことを世に示せたことは嬉しい。
 …愛しい屍に鳥達がやってきて、陽炎に揺られながら残さず食べていった