血統

tetsuo_hara2004-11-14

かつて"絶望ヶ丘のブタ"と呼ばれた男とスロットを打つのが週末の恒例行事みたいになってしまっている。昨日も例に漏れず。彼は駐車スペースではないところにドカン!と車を停め、真っ昼間からスーパードライを飲み、何の策略もなしに海物語の台に座ってとんでもない利益を手にした。俺はというと、考えに考え抜いて巨人の星2〜森の石松〜鉄拳と渡り歩いたが、ただの一度もボーナスを得ることなく店を後にした。まるで、まぐろの女性とベッドを共にした気分だった(しかも3人続けて)。その後彼は、八山田の親友のことを「あいつアナン事務総長そっくりだよな」とか悪口を言いながら、数万円するステューシーの服を買ったり(御年30歳)、冷やかし半分でauのマネキンさんにケータイのことを質問責めにしたりして終始ご機嫌だった。勝った人が食事をおごることが暗黙のルールだが、晩飯の時刻が近づくにつれ「胃が痛い」と言い出して、逃げるように二本松へ帰っていった(酒気帯び運転の疑い)。おかげで残された俺は、財布ばかりか胃袋までひもじい思いをさせられた。
今日は自称"原町市のモリエンテス"と鉄拳を打ってきた。二人とも土俵際まで追い詰められたが、そこから見事な巻き返しをはかった。チャンピオン時代の薬師寺保栄みたいなしぶとさ。起死回生とはまさにこれ。指先と口先の魔術師とは俺のことである。
岡島投手の奥さんってものすごい美人なんですね。男は顔じゃないんだなあ。
アドマイヤグルーヴエリザベス女王杯連覇。やっぱりサラブレッドは血統がものを言いますな。3着に入ったペリエ騎手の評価が徹夫の中で上昇中。
EZTVで秋葉系のいわゆるオタクを特集していた。言っちゃ悪いけど吐き気をもよおすほどキモい。俺が明智光秀だったら本能寺に閉じ込めて火を放っていたところだ。
プレミア、セリエ、リーガ…。今シーズンもサッカーはおもしろい。ピタッといかずにトラップミス。ポーカーフェイス知らぬ存ぜぬ。マルセイユからくどいまたぎ、こねくりまわしそらすハナシ。切り返し、切り返し、繰り返し。見栄え重視で場当たり的。敵、敵、敵、四方八方。起こすアクション、もちシミュレーション。手練れ一枚上手の役者、日々拍車かかるマリーシア。追わず動かずそのときを待つ。毎度裏かく必要悪。勝利目前、稼ぐ秒針。他意はないっぽい遅延行為。ピッピッピーッ、THE END。
フローレンス・ダバディさんが言っていたけど、世界的に最も有名な日本人スポーツ選手は、中田英寿でも田臥勇太でもイチローでもなく、F1の佐藤琢磨なんですってね。
…ある日、見てしまった。愛が彷徨っていたんだ。体を引き裂く稲妻の重さで。そこに立ってた、そこに立ってた。闇を彩る青い亀裂