群青日和

バックオーライオーライオーライ、はいストーップ。なんでストップかっていうと、坊主がゴールに上手にボールを決めた一週間だったから。
ブラウン管越しではありますが、歴史の目撃者となれてうれしい。このごろマルチヒットが少なかったので少々やきもきしたが、結果的に土曜日に記録を達成してくれたのはよかった。だって見てられたから。イチロー選手は「小さいことの積み重ねが"とんでもないこと"につながるんだな、と思った」とインタビューで語っていた。イチロー選手も西川きよしも言うことは一緒だった。ほかにも「プレッシャーに勝つのは不可能。プレッシャーを背負ってプレイしていくしかない」とか「『野球を楽しめ』という意味がわからない。一生懸命プレイして充実感を得ることが野球を楽しむことなんだ、と僕なりに解釈している」など思わず唸らされる名文句が飛び出した。良いインタビューだった。インタビューの中に出てきた「激アツ」という言葉に感化され、思わずスロットを打ちにいったら負けてしまった。
相手チームのテキサスレンジャースは終始お粗末だったが、イチローの第三打席、センターへのあたりをファインプレイでアウトにしたプレイだけはお見事だった。
パ・リーグのプレイオフ制には反対だったが、ライオンズとファイターズの初戦がたいへん良い試合だったからまんざらでもないと思った。なんだ野球もおもしろいじゃん。
今朝はゆっくり眠っていたが7時半に突然ケータイが鳴り「おまえを歴史の目撃者にしてやる。そのために起こしてやった」と、かつて"絶望が丘のブタ"と恐れられた男が試合時間を勘違いしてモーニングコールしてきやがった。今度会ったら蹴ってやる。
…暗闇ひとつ抜けて君を忘れてしまうよりは、そう、いっそ君が死ぬまで二度と二度と僕を忘れさせないほうがいいね。もう一度だけ君のもとへ