風流の初めやおくの田植うた

tetsuo_hara2009-07-31

 iPod touchiPhone)用に、産経ネットビュー(画像)というアプリがある。産経新聞が無料でiPod touchに配信されるというもので、ページをめくるのはもちろん、拡大も縮小も思いのままである。紙ベースの産経新聞は購読料が2,950円(月額)だから、1年間で35,400円となる。一方のiPod touchは実売価格が35,000円前後。価値観の問題だが、産経新聞を1年間定期購読すると思ってiPod touchを買えば、ごくごく安い買い物である。
 関西を中心に「焼肉小倉優子」という焼肉屋が店舗を展開している。一般的な焼肉屋と違うところは、店員が「焼肉小倉優子にようこそリン! ご注文はいかがいたしましょうリン?」と言った調子で語尾に必ず「リン」とか「リンコ」を付けるところである。続いて「ロースリンコとカルビリンコですね」「ご注文いただきリンコ!」などと続く。店員さんが可愛ければ良いが、ブサイクだったらムカつくだけだと思った。
 明日から8月である。俺の青写真だと、もう大洗の海で3回は泳いでいるはずだったのに現実はどうだ。梅雨前線に「今すぐ消えて無くなれ」と言ってやりたい。夏らしいことと言えば、花火を一度見たことぐらいか。サクマ式ドロップスを夜空にこぼしたみたいで、風流を解した。
 バンドブームの頃、お気に入りのひとつに"カステラ"というバンドがあった。軽い曲調と、固定観念に捉われず自由奔放な歌詞、独特のハイトーンボイスにいい加減な感じの歌い回しは斬新で衝撃的だった。ボーカルの大木知之(TOMOVSKY)は、数日前に動画を貼ったO.P.KINGの左端の人(大木温之Theピーズ))の実弟で、顔もすごく似ている。O.P.KINGでの大木温之はと言うと、"夢のリーゼント"という曲で、リーゼントにしたいけれど髪の毛が薄くなってリーゼントができないという男性の切実な悩みを歌うから思わず吹いた。
 …何か起きそう、しでかしそう。出しそう、噛みそう、怒られそう。絡みづらそう、ハマらなそう。せっかく振ってもスカされそう。現場に漂う暗黙のルール、万事スムースに進行中。役割を全う、器用な連中。蚊帳の外から見学中