キャンタマ袋を川に落としたよ。笹舟のように流れてったよ

　３日の飲み会ではしゃぎすぎてしまい、翌日と翌々日は床に伏していた。４月がとても忙しく、５月になって一段落すると気が抜けて体調を崩す、というのが毎年のパターンで、今年も例に倣ってしまった感がある。
　近年の井上康生には全く覇気が感じられないが、現役最後となった大会でもやはり同様であった。前走からマイナス１８kgの馬体重で皐月賞に臨んだキャプテントゥーレは、そのレースを逃げ切って見事にクラシックホースとなったわけだが、レース後に骨折が判明した。つまりはキャプテントゥーレは"究極の仕上げ"で皐月賞に臨んだのだと思う。引退会見で「我が柔道人生に悔いなし」と語った井上康生だが、キャプテントゥーレのように"究極の仕上げ"で柔道人生を終えられたとは思えず、本当に悔いがなかったのかどうか疑問が残る。東原亜希を嫁にした時点で柔道への情熱は一気に薄れたんじゃないかと、よこしまな俺は邪推する。
　久しぶりにサファリパーク（画像）へ行った。観光客の自動車に群がる草食獣達は、車をよだれでだくだくにしたりツノで車を傷つけたりとやりたい放題である。普通は子供から大人になるにつれ、動物園がそれほど好きではなくなっていくものだが、俺の場合は動物園とか大好きなのだ。
　…「じゃあ、ちなみに涙の味だけども、君の好きな味を選んでよ。酸っぱくしたり、塩っぱくしたり、辛くしたり、甘くしたり。どれでも好きなのを選んでよ。どれがいい？」「望み通り全てが叶えられているでしょう？　だから涙に暮れるその顔をちゃんと見せてよ。さぁ、誇らしげに見せてよ」　「ほんとにありがとうございました。色々とお手数をかけました。最後にひとつだけいいですか？　どっかでお会いしたことありますか？」