牧場物語

 やっとの思いで33歳まで若返った俺の脳年齢は、昨日チェックしたら34歳に老化し、そして今日は35歳と一日にひとつづつ着実に歳をとっている。ナイナイサイズを観ていたら矢部浩之が脳年齢をチェックしていた。なんと80歳だった。
 ニンテンドーDSの「牧場物語」に登場するコロボックル気取りの俺は、アルパカだらけのアルパカ牧場に行ってきた。アルパカの毛は、羊毛と遜色のない暖かそうな毛だった。母親の乳を飲む赤ん坊の姿がとても愛らしい。その牧場には馬やダチョウもいて、一羽のダチョウが首と頭を地面すれすれまで下げてダンスのようなダンスでないような妙な動きをしていた。俺に欲情して求愛してきたのかと思ったら、後で調べたらその動きは仲間に危険を知らせるサインだそうで。人にも求愛されないのにどうしてダチョウに求愛されようか。
 昨日、ふらりとグランドオープンのパチンコ屋へ入ってしまった。グランドオープンなだけあってキャンギャルみたいな女性がいた。キャンギャルは何をするわけでもないが、足の長さが普通の人の脇の下ぐらいまであって、ものすごい存在感だった。俺はアラジンで高確ロングみたいな状態になって、あっと言う間に2箱出してしまった。閉店時間が迫ったので2箱のところで終わらざるを得なかったが、あのぶんだとまだまだ出そうだった。無念。今日は別の店でおそ松くんと番長を打ったが、バケしかひけなかった。せっかく昨日勝ったのに、そのぶんまるごと負けてもとの木阿弥である。いきなり金持ちになったと思ったらいきなり全て手放して、まるでホリエモンの半生のような二日間だった。
 …雲間にあなたの影を見ている孤独が好きです。綺麗ね、まるであなたの眼の色に、似ている夜空