飛び火

 サンパウロアモローゾは良いストライカーだが、アドリアーノと比べるとまだまだスケールが小さい。アドリアーノは別格である。今日の世界クラブ選手権リバプールのジェラードのゴールシーンにはびっくりした。「キャプテン翼」で言えば、大友中の新田の必殺技"ノートラップランニングボレー隼シュート"そのものだ。クラウチは決定力にかなり難があると見ていたが、2本も決めたことは意外だった。アルイテハドカロンフォワードのくせに3番という、まるでディフェンダーのような番号を背負っている。これには理由があり、バスケのアイバーソンのファンだからだそうだ。カロンのことが好きになった。
 昨日、ボスがぶち切れて「不愉快です!」とか「私はいないほうがいいってことがよくわかりました!」とか「もうこの話はしたくありません!」とか言っていた。女傑であるボスは時折ヒステリックになる。その一件以来、肝っ玉の小さい親方はビビりまくりだ。ボスの部屋に入るとき、今までならば「失礼しやす」とだらしなく入室してた。ボスに一喝されて以来は部屋の前でしっかりと立ち止まり「失礼いたします」とガチガチに緊張している。きっとボーナスをしこたまもらって浮かれていた、とかそんなところだろう。"寸善尺魔"という言葉のとおり、一寸の良いことがあれば必ず一尺の悪いことがあると思ったほうが良い。
 …棚倉村の冬は今日も寒すぎて、マフラーを君と同じに巻いてみる