暮れなずむ街

職場の昼休みに、徹夫の保護者と呼ばれる人から電話がかかってきた。新年を迎えたというのに年賀状もメールも何もアクションを起こさないから入院でもしたんじゃないかと懸念してくれたそうです。細々と命の炎を燃やしてますよ。しかも年賀状は12月30日に投函しました。
関係各方面から絶賛の嵐を浴びているその年賀状だが、一部の人間からは否定の声もあがっている。友人の両親は「もう、あんな人とお付き合いするのやめなさい」って言ったらしい。美は時間の流れとともにその本質を変化させる。真に美しいものは最初は見た者に不安を与える。未知の体験でありながら、どうしようもなく目を奪われてしまうので、人間の神経はまず不安を覚えるのだそうだ。その対象に慣れるにしたがって、安らぎが生まれる。まぁ、パブロ・ピカソの個展にでも足を運んだと思って我慢してもらうしかないね。
「寒さ」に疲れました。明日の朝は放射冷却現象でマイナス9度とか言ってた。出張しようかと思ったがやっぱりヤメだ。郵送でことを済ますか。
…泣きたいの、泣きたいの、泣けないの、泣かないの。どうしてこんなに果てしない?