眠れないこの街のど真ん中に

 深夜のW杯アジア最終予選バーレーン戦は我慢できずに寝てしまった。今日はテレビもラジオもその話題で持ちきり。スコアは0−1だが、相当良い試合だったって言うじゃない。日本代表が良い試合をするときは、たいがい見逃す。逆に言えば見逃したときは良い試合をする。そういう星の下に生まれたってことか?
 今朝の目覚めは、お天道様の光でも鳥のさえずりでもなくて他人の屁だった。まるでオーボエか何かの木管楽器を力一杯ならしたみたいな音だった。人の体ってあんな音も出せるんだね。
 ボタンが小さすぎて敬遠されるプレミニ2Sだが、購入して4日目を迎えキータッチにもだいぶこ慣れてきた。例えばパソコンのキー入力。かな入力よりもローマ字入力のほうが速いとされるのは、指を動かす範囲が狭くて済むからである。これをケータイに置き換えると、プレミニ2Sはその究極型と言える。「こんなじゃじゃ馬、乗りこなせねーよ!!」って言われるようなこんなケータイを待っていた。交わった女性の多くに「徹夫ちゃん指は天才ね」とか言われる俺だから、プレミニ2Sを使いこなす資質が十分にある。
 ピスタチオナッツだけ食べて満腹になりてー。
 …逃げることの目的は生きるため、ただそれだけ。ガーネットタウンで出会った娼婦のナイロンを引き裂いて、生きてる体を確かめた