まず僕は壊す。退屈な人間は、ごめんだ

物も人も友情や愛すらも、この世の全てのものは壊れることを前提につくられている。よく"衝撃映像"などと題されて高層ビルの爆破シーンのVTRが流されたりするが、巨大建造物が潔く壊れてゆくさまにはアートを感じる。いわゆる"死に様"である。作るのも芸術ならば、壊すこともまた芸術なのだ。それは、燃え尽きる瞬間の打ち上げ花火でもあり、暴れん坊将軍からマツケンサンバへと至る一連の流れでもある。
職場の対面の席の人が「しかしダルビッシュもアホやなー」と付け焼刃の関西弁でワイドショーのコメンテーターを気取っていた。楽天の一場選手にしろダルビッシュ選手にしろ、今年のルーキーは威勢が良い。期待のホープが壊れてゆくというのもなかなか気持ちが良いものだ。
メイク顔の浜口京子を直視するのは、それでいてなかなかキビシい。素のアニマル浜口のほうがまだ耐えられる。
本日のきょうの出来事はサイコーだった。堀江社長は怒っている。朝まで生テレビのヒートアップした討論の場面だけを切り取ったかのようだ。話がまったくまとまらずに放送が終了してしまった部分については抗議の電話が入ってるんじゃないだろうか。ピーコかおすぎがいれば「3人ともおだまり!」って言ってたかもしれない。
スロットを打てるまでに身体が復調したのは喜ぶべきことだろうか。黄門ちゃまの楽しさがわかってしまった。光圀公は俺を見捨てはしなかった。こんな機種を待っていた。
…今さら血を抜かれたとしても、ドラキュラがゲロするぜ