紫炎蛇

シエンタ(愛称:ムッソリーニ)を駆って、仙台へ行ってきた。
俺はスリップストリームとかストリップとか大好きなので、「琢磨がんばれ琢磨がんばれ」とか思いながらハンドルを握っていた。上り坂では1.5リッターのエンジンが悲鳴をあげるが、登坂車線へ車線変更することは言語道断。俺が許してもシエンタが許さない。
俺とシエンタの応援はアメリカまで届き、琢磨は初の表彰台へ。
F1の表彰台は日本人ドライバーにとって今までは終着点だった。
琢磨にしてみればそれは通過点でしかなく、素人目に見てもピリオドの向こう側へ行く可能性は十分にもっていると期待してしまう。
ユーロ2004、苦しみながらもポルトガルが決勝トーナメント進出。今のところ、今大会でいちばん株をあげそうなのはイングランドルーニーでしょうな。
…きっかけはお前の涙。震えるぞハート! 燃え尽きるほどヒート! うつむかずに生きる為に。